日本一のバラ街道に 八千代緑が丘駅と京成バラ園間1.1キロ 3〜5年後の完成目指す

2020年10月1日 07時26分

今後植栽などが施される、八千代緑が丘駅から京成バラ園に続く遊歩道=いずれも八千代市で

 八千代市の東葉高速鉄道八千代緑が丘駅と、国内有数規模で知られる京成バラ園とを結ぶ遊歩道一帯に、バラの苗木を植える活動の「出発式」が三十日、市内であった。地元の市民団体が延長約一・一キロに植栽などを施すことにしており、メンバーは「日本一のバラ街道にしたい」と意気込む。市の花・バラは、既に同駅北口広場に約二百本を植えており、今後数百本を植える予定のバラ街道の完成は三〜五年後を目標にしている。 (保母哲)
 市民団体は「八千代花と緑の応援団」(東原光陽代表)。一九九六年に東葉高速鉄道が開通などしたため、二〇〇一年に八千代商工会議所の分科会活動として、同駅北口広場にバラが植えられていた。
 その後活動はほぼ中断し、一部が枯れたため、「バラの再生とともに、京成バラ園につながるバラ街道をつくろう」と、地元・緑が丘自治連合会会長だった浜野俊輔さん(75)が中心となり、メンバー集めなどの活動に取り組んだ。浜野さんは団体の事務局長となり、メンバーは現在、地元住民を中心にした六十四人。駅北口広場で毎月一回の活動のほか、当番制で水やりや草取り、剪定(せんてい)、施肥なども行っている。

記念の1本目を植える、上代修二・八千代商議所会頭

 出発式は「バラ街道」づくりのキックオフイベントとして開き、メンバーら数十人が参加。八千代商工会議所の上代(かじろ)修二会頭は「東葉高速が開通してすぐ、地元の仲間同士で、京成バラ園までのバラ街道ができるといい−と話していたのを思い出す。二十年余を過ぎた今、実現に向けて動きだしたのは感慨深い」。
 小野田吉純副市長は、以前に百万本のバラ構想があったことを引き合いに「市人口は今年二十万人を超えた。市民とともに、バラの街づくりを改めて進めていきたいと思う」と話した。式では市環境緑化公社、東葉高速鉄道、京成バラ園の関係者らも加わり、高さ約一メートルの苗木計二十二本を植えた。
 現在の計画では、駅から京成バラ園までを大きく六つのゾーンに分け、遊歩道一帯への植栽のほか、プランターに植えたり、既に植えられている木をバラに切り替えるなどしながら、街道づくりを進める。駅側から順番に、今年末までに計三十七本、来年三月までに計九十一本にする。
 また、駅北口広場には赤い手作りベンチなども置いて訪れた人の憩いの場になっており、来年三月までに約百本を追加して植える。駅南口では、市が約八十本を植樹している。

駅北口広場には既に約200本が植えられ、来年3月までに約100本が追加される


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