水元中、金星&悲願決勝スルリ 都中学新人戦

2020年10月1日 08時29分

まさのサヨナラ負けにぼうぜんとする水元中ナイン(竹下陽二撮影)

 第20回東京都少年新人(中学)軟式野球大会コントリビュート・トーナメント(都軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は9月27日、葛飾区の第二柴又野球場での準々決勝、準決勝の6試合が行われ、決勝は、昨年度優勝の駿台学園中(北)と同準優勝の上一色中(江戸川)との中体連勢対決となった。4日、同区の奥戸総合スポーツセンター野球場(奥戸野球場)で行われる。 (竹下陽二)
 ダークホースの水元中があと2人で悲願の決勝進出を逃がした。
 準々決勝で強豪ケープシニアに競り勝つと、準決勝の上一色中戦では、温存していた大会屈指左腕の八津快洋を投入し、大一番に臨んだ。
 八津は初回に1点の援護もらうと、6回まで12奪三振無失点の快投。3回には3者連続三振、4回無死一、三塁のピンチでも上一色中のクリーンアップを3連続の奪三振ショー。7回表には自ら2点目となる右翼線三塁打。さらに、3点目を追加。3点のリードでその裏の最終回マウンドに立ったが、先頭打者に四球。1死を取ったところで、投球制限の100球に達し、降板。ドラマはここから暗転。金星を目前で逃がした水元中ナインは一様にぼうぜんと立ち尽くしていた。

◆上一色中、連続サヨナラ勝ち 決勝昨年と同カード

 上一色中が2戦連続サヨナラ勝ちで劇的に決勝進出を決めた。
 準決勝の水元中戦。相手投手の変化球に苦しみ、6回まで12三振無得点。3点のビハインドで迎えた7回裏にドラマが待っていた。
 抑えられていた八津が100球に達し降板。経験の浅い2番手に容赦なく襲いかかった。まずは満塁の場面で、酒井一玖が2点適時打。なおも、1死一、三塁で、快投を見せた岡田優吾主将が意地の左越えのサヨナラ2点三塁打。
 岡田主将は「チャンスで酒井がしっかり打ってくれたので、勢いに乗って打てました。この勢いで決勝にも臨みたい」とキッパリ。西尾弘幸監督は「初戦からギリギリの試合ばかり。ボクの心は半分折れかけていたが、選手は諦めてなかったね。決勝もチャレンジャーの気持ちで戦います」と興奮気味に話していた。
 ▽準々決勝
駿台学園中(中体連)7−0東村山パワーズA(東村山)
立会キングス(品川)2−1小金井野球クラブ(小金井)
水元中学校(葛飾)6−5ケープシニア(東久留米)
江戸川区立上一色中(中体連)3−2石泉クラブ(練馬)
 ▽準決勝
駿台学園中学校8−1立会キングス
江戸川区立上一色中4−3水元中
(東京中日スポーツ)

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