米大統領選、討論会「最悪」で形式変更へ バイデン氏は期待、トランプ氏は反発

2020年10月1日 21時23分

9月29日、米オハイオ州クリーブランドで、大統領選第1回候補者討論会でクリス・ウォレス氏(中)の司会で討論するトランプ大統領(右)とバイデン前副大統領(左)=AP

 【ワシントン=岩田仲弘】9月29日に行われた米大統領選の最初の候補者テレビ討論会を受けて、残り2回(今月15、22日)の討論会に新たな仕組みが導入されることになった。トランプ大統領とバイデン前副大統領が非難の応酬に終始し、「史上最悪」(米メディア)などと批判が相次いだためで、バイデン氏側は歓迎する一方、トランプ氏側は反発している。
 討論会の実行委員会は30日、声明で「より秩序ある議論を確保する必要がある」と強調。具体策は後日公表される。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は同日、「98分間にトランプ氏は71回、バイデン氏は22回、合わせてほぼ1分間に1度の割合で妨害があった」と報じた。
 バイデン氏は同日、実行委の声明に先立ち中西部オハイオ州で記者会見し、トランプ氏の振る舞いを「国家の恥」と批判。「実行委は妨害なしに、司会者の質問に答えられるようにすべきだ」と形式変更に期待を示した。
 これに対してトランプ氏の陣営は、声明で「トランプ大統領が討論会を支配した。(実行委は)ゲームの真っ最中にゴールポストを動かしたり、ルールを変えるべきではない」とけん制した。

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