<コロナと生きる@いばらき>アマビエ登録 義務化始まる 県が普及に躍起

2020年10月3日 07時12分

「いばらきアマビエちゃん」の利用を呼びかける県広報誌10月号

 県は二日、新型コロナウイルスの感染防止に向けた県独自の通知システム「いばらきアマビエちゃん」への登録を義務化する条例を施行した。県は、スマートフォン向けアプリの導入で使い勝手を向上させるとともに、登録事業者に協力金を支給したり、利用者に特産品をプレゼントするなど普及に躍起となっている。
 アマビエちゃんでは、登録事業者が施設内にQRコードを記した「感染防止対策宣誓書」を掲示。利用客がQRコードをスマホなどで読み取ってメールアドレスを登録すると、同じ日にその施設で感染者が出た際に通知が届くシステム。条例は、密になりやすい理容店やホテル、カラオケ店などの事業者と、利用する県民双方の登録を義務化した。罰則はないが、登録に応じない事業者は勧告後に事業者名を公表する。
 新たなアプリは今月中旬から運用を開始。利用客がQRコードを撮影するだけで済み、メアドを登録する必要はない。主にスマホの利用者向けだが、従来型の携帯電話などではメアドを登録してアマビエちゃんを利用することも可能。神奈川、埼玉などでもLINEを使った同様のアプリがあるが、大井川和彦知事は「LINEを使っていない分、安価で開発できた」としている。
 このほか県は、登録事業者を対象とした協力金の申し込みを二日から十二月末まで受け付ける。飛沫(ひまつ)を遮るためアクリル板を設置したり、客同士の距離を保つための手だてを講じたりした場合、店舗が一カ所なら三万円、二カ所以上なら六万円を支給する。
 登録事業所を利用した県民に対しても、五千円相当の県産品をプレゼントするキャンペーンを二日からスタート。登録をしたり、県の投稿フォームに店舗の感染対策の印象などを記入したりした場合、肉や海産物、焼き菓子などを毎月三千五百人に贈る。 (出来田敬司)

関連キーワード

PR情報

茨城の最新ニュース

記事一覧