読んだ本、知識に“貯蓄” 渋川市立図書館が「通帳」導入へ

2019年5月31日 02時00分

読書通帳の見本=渋川市役所で

 渋川市立図書館は、読んだ本のタイトルや借りた日を印字する通帳型の「読書通帳」を、秋の読書週間(十月二十七日~十一月九日)をめどに導入する。読書の履歴を一目で分かる形で残すことで、子どもの読書意欲を高めるのが狙い。図書館管理システムと連動した読書通帳の導入は県内初。
 読書通帳は見た目は金融機関の預金通帳と同じ。書名と借りた年月日、著者名が一冊ごとに記録され、月ごとに本の定価の合計金額も算出される。機械に通帳を通すと、これらのデータが印字される。通帳一冊で三百三十六冊分のデータが記帳できる。通帳の表紙は、渋川市オリジナルの図柄を用意する。
 市は二〇一八年度の同図書館利用者が約八千人だったことを考慮し、一万冊を用意する方針。導入に必要な経費約百八十五万円を一九年度補正予算案に計上し六月定例会に提出する。
 同図書館の書籍の貸し出しは一八年度で約二十一万二千冊。五年前に比べて約3・9%減っている。市は活字離れを食い止めようと八月から、午前九時~午後六時の平日の開館時間を午後八時まで延長するなどの利用促進策を打ち出している。さらに、一〇年に山口県の下関市立中央図書館で始まり、全国に広がっている読書通帳を導入することにした。 (渡辺隆治)

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