<新型コロナ>10万円給付 自己申告制 世帯ごと書類返送 来月の支給目標

2020年4月21日 02時00分
 新型コロナウイルスの緊急経済対策で目玉の現金給付は、全国民に一律10万円を配ることになりました。現金を受け取るにはどうすればよいのでしょうか。 (大島宏一郎)
 Q 具体的な手続きは。
 A 自己申告で行います。住民基本台帳を基に世帯単位で申請書が郵送されてきます。世帯主は申請書に振込先の口座番号を書き、運転免許証など本人確認書類を添付して、住民票のある市区町村に返送すれば振り込まれます。マイナンバーカードを持っている人は、オンライン申請ができます。申請期限は自治体によって異なりますが、受付開始日から三カ月以内になります。
 Q 子どもや高齢者は受け取れますか。
 A はい。子どもを扶養する世帯主が申請すれば、扶養家族の分も含めて一括で入金されます。例えば、四人家族(世帯主、配偶者、子ども二人)の場合は四十万円です。また、自分で手続きすることが難しい高齢者や障害者は、後見人などによる代理申請を認めます。
 また、住民基本台帳に記載されている外国人はもらえますが、海外に住む日本人は対象外です。
 Q 住所のない人は。
 A もらえます。例えば、路上生活者やネットカフェで寝泊まりする人の場合、生活困窮者が一時的に滞在する施設「シェルター」などの住民票登録が認められれば、口座がなくても市区町村の窓口で受け取れます。
 ドメスティックバイオレンス(DV)の被害を受け、住民票を移さないまま配偶者と別居している人ももらえます。加害者に住所を知られないような配慮が必要で、具体的な支給方法は今後詰めます。
 Q 支給時期は。
 A 政府は五月中の支給を目指しています。ただ、各自治体が補正予算案を成立させる必要があります。リーマン・ショック後に行った定額給付金では、全世帯に行き渡るまでに約三カ月かかりました。五月中に支給できるかは分かりません。

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