感染の女性隊員ら、バーベキューツアーを実施 陸自朝霞駐屯地、大臣通達に違反か

2020年10月5日 19時04分
防衛省

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 陸上自衛隊は5日、朝霞駐屯地(東京都練馬区など)であった教育課程に参加した女性隊員の新型コロナウイルス感染に関し、隊員らが日帰りのバーベキューツアーをしていたと明らかにした。同日までに確認された感染者は、各地の部隊に所属するいずれも20代女性の計28人となった。感染拡大を防ぐため、教育課程の参加者や教官など隊員計約400人を隔離している。
 感染防止のため宴会の禁止などを定めた大臣通達に反した行動だった可能性があり、回復を待って詳しく調査し、関係者の処分を検討する。陸自は「国民に多大な不安を与え、大変申し訳なく、おわびする」としている。
 陸自によると、教育課程は7月7日から9月29日の日程。バーベキューは修了式直前の9月26日に埼玉県内で開かれた。感染確認の28人を含む計44人が参加した。感染は、いずれも教育課程を終えて、所属部隊などに戻ってから判明した。
 教育課程には、全国から約190人の女性隊員が参加し、朝霞駐屯地内の隊舎に宿泊していた。バーベキューツアーでは、借り上げた民間バス1台に全員が乗り込み、席を空けるなど「3密」を避ける対策をしていなかった。駐屯地からの外出は届け出ていたが、バーベキューをすることに触れておらず、飲酒もしていた。
 陸自は5日、新たに福知山駐屯地(京都府)の隊員の感染確認を公表した。これまでに、感染者との接触があった隊員計3人の感染も確認されている。(共同)

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