同性愛が広がれば「足立区滅びる」 区議は議会でどんな発言した?【発言要旨】

2020年10月5日 20時41分

性的少数者への理解を広げようとパレードする「東京レインボープライド2019」の参加者たち


 東京都足立区議会で9月、自民党の白石正輝区議がLGBTなど性的少数者に関して、同性愛が広がれば「足立区は滅びる」との趣旨の発言をしていた問題で、当事者からは認識不足や差別だとの批判が出ている。区議は「少子化の中、子どもを産み育てる大切さを教育の場で伝えてほしいとの趣旨だった。差別する意図はない」と釈明しているが、どんな発言だったのか。区議会定例会の録画配信から発言の要旨を紹介する。
 白石区議の発言の要旨は次の通り(9月25日の区議会定例会一般質問)

◆個人の生き方干渉しない

 性の多様化だとかLGBTといわれて、性の自由を尊重しようとする地方自治体があちこちに、今生まれつつある。人間の生き方ですから、本人の生き方に対して干渉しようとは思いません。干渉しようとは思いませんけれども、考えてください。日本人が全部L、日本人が男は全部G、次の世代うまれますか?次の世代を担う子どもたちが1人も生まれない。
 本当にこんなことでいいんだろうか。私たちは、人間も動物の一種ですから、なんとしても子孫を繁栄というものを基本にして物を考えないといけない。子孫はどうなってもいいんだという考え方、今後日本も足立区もどうなってもいいんだという考え方に立って物を考えるわけにはいかない。
 そこで、2つばかりこの問題に絡んでお伺いをいたします。足立区の第1回定例会で当時わが党の政調会長が質問をしました。この質問に答えて、副区長は足立区の出生率の目標は1.4だといった。
 1.45でいなくなっちゃうんですよ。日本人がいなくなったんじゃ困るから、国は難しい目標だとはいいながら、出生率1.8を目標にしている。難しいから逃げるんですか?努力するのは少なくとも区長、副区長を含めた足立区の管理職の責任じゃないですか。このことについては副区長の言葉で答えて下さい。

◆足立区民いなくなる

 もうひとつ教育長にうかがいたい。さきほど取り上げたLGBTの問題。BとTについては、生まれつきのこともあるので、必ずしもここでいろんなことをいうべきことではないのかもしれません。
 でもLレズとGゲイについてだけは、もしこれが足立区に完全に広がってしまったら、足立区民いなくなっちゃうのは100年とか200年の先の話じゃない。私たちの子どもが1人も生まれないということ。次の時代30年後か40年後にいなくなっちゃう。そのことを考えたときに性の多様性とか、性を尊重する、そのことはわかります。そのことはわかりますけれど、これを学校教育で取り上げたときには、普通の結婚をして、普通に子どもを生んで、普通に子どもを育てることが、いかに人間にとって大切なことであるか。また育てている間は大変ですよ。
 教育長、子どもを生んで、子どもを育てることは、経済的に社会的にも大変かもしれないけれども本当にすばらしいことなんだ。楽しいことなんだと、そのことを教育の場で、子どもたちにしっかり教えないと。LだってGだって、法律で守られているじゃないかなんていうような話になったんでは、足立区は滅んでしまう。教育の中でこの問題をどう取り上げていくのか、ご答弁をいただきたい。

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