危険です、SMS認証代行 アプリ利用時など不正横行 ツイッターで県警警告

2020年10月6日 07時35分

SMS認証の代行をうたう投稿への警告メッセージ

 スマートフォンなどのアプリやサービスの登録時に、携帯電話番号を使って本人確認する「SMS認証」の違法な代行が横行していることを受け、県警サイバー犯罪対策課は、代行を持ち掛けるツイッターの投稿に警告している。同課によると、ツイッターを活用して認証代行に警告する取り組みは全国で初めて。(杉原雄介)
 SMS認証は、アプリやサービス登録時に用いられる本人確認の仕組み。事業者から利用者の携帯電話番号にショートメッセージ(SMS)で認証コードが送られ、このコードを入力することで他人のなりすましを防ぐ。セキュリティー強化の一環として近年広まっている。
 一方、他人の携帯電話番号を使ってアカウントを作成する行為は認証代行と呼ばれ、実際のアプリ利用者の身元を隠せるため、犯罪に悪用される恐れがある。県内でも認証代行によって入手されたIP電話アプリが、三件のニセ電話詐欺に使われた事例が確認されている。
 認証代行は、代行者だけでなく、携帯電話番号などの提供者も、私電磁的記録不正作出罪などにあたる可能性がある。県内のニセ電話詐欺の事例でも七月、提供者とみられる栃木県大田原市の無職の男(20)が同罪などで逮捕、起訴された。
 代行の宣伝はツイッターで行われることが多いという。同課は八月二十七日から、ツイッターで代行を持ち掛ける投稿を検索し、返信する形で「代行を請け負った者及び利用した者が、共犯として検挙されています」などと警告メッセージを送っている。
 同課によると、九月二十五日までに百六十二件の投稿に警告し、うち七十九件が削除された。同課の竹内範敏次席は「警察が目を付けていると分からせ、代行を請け負うことも、安易に頼むこともやめてもらうのが狙い」と話している。

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