「足立区滅びる」LGBT問題発言の白石区議を自民と区議会が厳重注意

2020年10月6日 19時08分

足立区議会の入る足立区庁舎

 東京都足立区議会で9月、自民党の白石正輝議員(78)が、同性愛が広がれば足立区は滅びる、との趣旨の発言をし、批判が出ている問題で、区議会自民党は6日、白石議員を呼び厳重注意した。また、鹿浜昭議長も白石議員に厳重注意した上で、区議会ホームページに「議員としてふさわしくない誤解を招く表現があり、不快な思いをされた方々に心からお詫び申し上げます」とのコメントを出した。(奥野斐)
 区議会自民党の金田正幹事長は、同日、同議会自民党控室で白石議員に対し執行部として、発言の趣旨などを聞き取り「誤解を招くような表現、行き過ぎた発言があったと判断した」と厳重注意した。
 その上で「今後、十二分に気を付けてほしい」と指導したという。同党は、白石議員の反応について明らかにしていない。
 区議会の共産、立憲民主、議会改革を全力で推し進める会の3会派はこの日朝、鹿浜議長と面会し、白石議員に厳重注意と発言の撤回、謝罪を求める申し入れをしていた。面会では、発言を受け、LGBTなど性的少数者と話した区議から「議会としてタウンミーティングみたいな形でLGBT当事者の声を聞く場を設けてほしい」との提案もあったという。
 鹿浜議長はコメントで「足立区議会としましては、議員一人ひとりが更なる研鑽を重ねることにより、差別をなくし人権を尊重する区政の実現に引き続き努力してまいります」とした。

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