大会負けなし、三鷹6連覇 金高圧投!!全4戦完投 都知事杯女子中学

2020年10月7日 08時19分

全試合で先発し完投した三鷹クラブWの金高暖(いずれも都丸満撮影)

 東京都知事杯第6回東京都女子中学軟式野球大会エリエールトーナメント(都軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は9月27日、世田谷区の都営駒沢球場で決勝が行われ、三鷹クラブWが府中ピンクパンサーズを退け大会負けなしの6連覇を達成した。2チームは来年3月、さいたま市で行う関東・北信越大会に都代表として出場する。 (都丸満)
 記録更新のプレッシャーをはねのけ、最後まで楽しんで戦い切った三鷹が、6連覇を果たし有終の美を飾った。
 身長155センチのエース・金高暖が全4戦で先発。「府中戦が一番いやだった。ファウルで粘り、簡単に三振を取れなかった」と振り返る。それでも、この日の1失点を含め大会2失点の圧投で、2番手にマウンドを譲ることなく勝利に大きく貢献。女房役・山藤奈々笑の「好リードのおかげです」と小さな左腕は笑顔を見せる。

3回裏1死一、二塁、左越え3ランを放ち迎えられ笑顔を見せる井上(右)

 3回裏1死一、二塁には、3番・井上悠花が左翼を深々破る3ランを放ち先制。3−1の5回には、金高、山藤のタイムリーで3点を加えると、6回には四死球で連続押し出しとなり7点差に。ゴールドゲームで女王の座を死守した。
 尾美一郎監督は「やりやすい環境をつくって、あとは勝手にやってくれたんで」と話し、「よくプレッシャーの中やってくれましたね」と戦い切った選手に目を向けた。佐藤瑚々七主将は「投手の活躍が大きかった。プレッシャーはあったけど、“楽しんでやろう”の目標を最後までできてよかった」と笑顔で語った。
 「ここに2年生も結構いるんで、(来年も)非常に楽しみですね。また一から作り直しです」と指揮官。翌週からは新チームがスタートし、3年生は新天地から7連覇達成を見守る。

大会負け無しで6連覇を達成した三鷹クラブW

◇優勝メンバー◇

(10)佐藤瑚々七(1)金高暖(2)山藤奈々笑(3)村松日向子(4)室田しおり(5)平良優結(6)井上悠花(7)保谷志有(8)玉川景織子(9)川原埜乃(11)山口凛花(12)小山栞莉(13)原澪香(14)飯田優香(15)田村心温(16)三嶋翠(17)亀井あすか(18)室井桜(19)杉本陽菜(20)荻原みはね

◆府中、胸に輝く銀メダル 悔いなし「全力でやり切った」

破れたものの堂々の銀メダルを獲得した府中ピンクパンサーズ

 「打倒三鷹!」は達成できなかったが、チーム初の準優勝を果たし、選手の胸に銀メダルが輝いた。
 安打数では女王を上回る7安打だったが、好機を作っても「最後に一本が出るか出ないかの差。攻めきれなかった」と敗因を語った西村秀信監督。5回には副島優、石原麻羽の連打で1点をかえし一矢報いたものの、相手エースを攻めあぐね1得点にとどまった。
 西村監督は「あの一発が。こっちも攻めていたけど…。でもピッチャーを含め選手は良くやった。来年もこの場所に帰ってこられるように頑張ります」と語り、秋葉彩音主将は「自分たちの全力でやり切ったので後悔はない。ここまで来られて、皆と一緒に野球ができて良かった」と涙を堪え、後輩に「自分たちの記録を超えて、7連覇を阻止してほしい」とリベンジを託した。

◇準優勝メンバー◇

(10)秋葉彩音(1)渋谷愛美(2)副島優(3)篠本こはる(4)木村莉咲(5)宮田菜香(6)石原麻羽(7)中嶋美紅(8)法村優花(9)直川静佳(11)黒木奈菜(12)廣川心海(13)山内みなみ(14)斎藤菖(15)藤代心愛(24)平塚和花(25)淵ノ上綾那(26)佐藤美沙希(27)小橋ひなた
 ▽決勝
府中ピンクパンサーズ
00001 0|1
00303 2x|8
三鷹クラブW
(6回コールド)
(府)渋谷愛美、石原麻羽−副島優
(三)金高暖−山藤奈々笑
本塁打 井上悠花(三)
(東京中日スポーツ)

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