「弁護士に裏切られた」座間事件の白石被告 質問無視の理由を説明

2020年10月8日 21時37分

東京地裁立川支部


 神奈川県座間市の9人殺害事件で、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職白石隆浩被告(29)の裁判員裁判(矢野直邦裁判長)の第5回公判が8日、東京地裁立川支部であった。白石被告は被告人質問で、弁護側の質問に答えない理由について「起訴内容を争わないということで選任したのに、公判前整理手続きに入ると急に争うと主張した。裏切られて根に持っている」と説明した。

◆最初の被害者には「ひどいことをした」

 白石被告はこの日も事件の事実関係に関し「弁護側の質問に答えるつもりは一切ない」と言明。弁護側が理由を尋ねると「起訴内容を争わず、簡潔に終わらせてと頼んでいた。私の希望に合わせるということだった」と不満を述べた。
 大森顕・主任弁護人(49)は弁護方針を変えたことについて「捜査が進展し、証拠開示が進んだことで、各証拠から承諾があったと読み取った」と、9月30日の初公判後に報道陣に説明していた。
 白石被告は、最初の被害者、神奈川県厚木市の女性=当時(21)=殺害について「一緒にいた時間が長かったので、ひどいことをしたと後悔している」と話した。(林朋実)

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