与那国にいざなう歌声 與那覇有羽

2020年10月9日 08時08分
 日本最西端の与那国島(沖縄県)の民謡や伝承歌を集めたアルバム「風の吹く島 どぅなん、与那国のうた」が出た。
 歌っているのは島在住の與那覇有羽(よなはゆうう)(34)=写真。島の歌を聴いて育ち、本業は島特産の植物でうちわや籠などを作る民具職人。現在は、祭礼や祝宴の席で唄や三線(さんしん)演奏として参加したり、島外のイベントでも歌ったりしているという。
 アルバムにはアカペラ作品「どぅなんとぅばるま」、軽快なわらべ歌「でぃらぶでぃ節」、葬送歌の「みらぬ唄」などバラエティーに富んだ二十一曲を収録。與那覇は優しくも力強い歌声を披露している。
 思い入れの深い曲を歌い上げた與那覇は「与那国の言葉は曲に独特の風を育み、島の起伏も旋律や節回しに表れている」と話す。「与那国にはまだたくさんの芸能がある。ぜひ与那国に来てくださいね」と笑顔を見せた。

関連キーワード

PR情報