野田から平和訴える 13日まで市役所で 原爆パネルなど展示

2020年10月10日 07時18分

戦争の悲惨さを伝える展示品に見入る市民ら=野田市役所で

 戦争の悲惨さを伝え、平和の大切さを訴える展示会が、野田市役所一階ふれあいギャラリーで開かれている。平和のための戦争展・のだ実行委員会(日佐戸輝会長)の主催で、十三日まで。
 二〇〇七年から毎夏開催している「平和のつどい・のだ」が、今年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、実行委は十三年間の歩みを振り返る催しを開くことにした。より多くの市民に訪れてもらおうと、初めて市役所を会場にした。
 過去の展示品から、反響の大きかった資料を中心に展示。国民服や戦陣訓、軍事郵便はじめ市民の手紙・日記など戦時中の実物資料も多い。広島と長崎に投下された原爆のパネル写真の前では、訪れた多くの人が足を止め見入っていた。
 また、アフガニスタンの復興支援に取り組み、昨年十二月に凶弾に倒れたペシャワール会現地代表の中村哲医師の偉業をパネル写真で紹介するコーナーも設けられた。
 「平和のつどい」は、前広島市長の秋葉忠利さんら毎回著名な人を講師に招いて開催してきた。実行委で事務局を担当する田口いく子さんは「今までは興味のある市民が足を運んでくれたが、今回市役所を会場にしたのは新しい試み。用事で役所に来たついでに見てもらえれば」と話している。(牧田幸夫)

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