不登校の子 親も含め支援を NPOがアンケート 宇都宮市

2020年10月10日 07時27分
 不登校の子どもを持つ保護者の半数以上は、子どもの悩みを夫婦間で共有できていないという実態が、NPO法人「キーデザイン」(宇都宮市)のアンケートで分かった。子どもの「勉強」や「友人関係」などに不安を抱えていることも浮き彫りになった。(原田拓哉)
 アンケートは九月中旬、オンライン相談窓口に登録している県内を中心とした百二十五人を対象に行った。
 それによると、不登校になってから半年未満が全体の約三割に上り、新型コロナウイルスの影響を受けた児童・生徒もいると見られる。相談窓口にも「コロナの影響で、学校での会話も禁止、給食も一人でつらい」といった声も寄せられたという。
 夫婦間の連携では、夫や妻と「満足に話せてない」や「子育てに満足に関わっていない」とした人がそれぞれ半数を超えた。
 子どもの不安については「勉強」(70・4%)「友人関係」(69・6%)「家族以外とのつながりの乏しさ」(61・6%)の回答が目立った。
 不登校の子どもたちの居場所づくりなどを支援している同法人は、無料でオンラインでの相談を受け付けているが、54・3%が対面での相談を希望しており、自治体などでの相談窓口の必要性を訴えている。
 同法人は「本当に必要なのは、子どもも親も含めた総合的な支援だ」と指摘している。 

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