「足立区滅びる」発言を謝罪、撤回へ LGBT問題発言の自民区議に抗議250件

2020年10月12日 15時24分

東京都足立区区議会

 白石正輝・東京都足立区議(78)=自民=が性的少数者を巡り、同性愛が広がれば足立区が滅びる、との趣旨の発言をし批判が相次いだ問題で、区議会は12日、白石氏から謝罪と発言撤回の申し出があったと公表した。20日の本会議で謝罪するという。
 区議会事務局によると、白石区議の発言に対し、12日までにメールや電話で280件を超える意見が寄せられ、約9割は抗議や苦情だったという。
 区議会ホームページによると、鹿浜昭議長が白石氏に「公の場での謝罪と一般質問のLGBTに関連した発言の撤回を強く求めた」ところ、本人から申し出があったという。
 白石氏は9月25日の区議会定例会の一般質問で、「L(レズビアン)とG(ゲイ)が足立区に完全に広がってしまったら、子どもが1人も生まれない」「LだってGだって、法律で守られているじゃないか、なんていうような話になったんでは足立区は滅んでしまう」と発言。「人権を軽視している」「差別的だ」などと非難する声が上がっていた。
 鹿浜議長と区議会自民党は6日、それぞれ白石氏を呼んで厳重注意。鹿浜議長は同日、「議員としてふさわしくない誤解を招く表現があり、不快な思いをされた方々に心からおわび申し上げます」とのコメントを出した。(奥野斐)

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