神奈川県は新たに54人感染 市立川崎病院では会食した若手医師や研修医ら6人が陽性に

2020年10月13日 18時55分

神奈川県庁

 神奈川県内で13日、新たに54人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。このうち22人が感染経路不明。県や、横浜、川崎、相模原など6市の保健当局が発表した。
 県は5人の感染を発表した。クラスター(感染者集団)が発生した大和市の介護老人保健施設「大地」で、80代女性入居者の感染が分かった。クラスター調査の終了後に発症しており、感染経路は不明。同じく調査終了後に感染が判明した職員の家族の10代女性の感染も分かった。今後、職員と入居者計数10人をあらためて検査する。
 川崎市は市立川崎病院の医師6人を含む14人の感染を発表した。同病院の20代男性外科医は12日に発熱などの症状が出て、検査で陽性と判明した。この医師と7日夜に会食していた20~30代の研修医ら男女5人も感染が確認された。高津署の40代男性警察官の感染も判明。同署の感染者は13人目。
 茅ケ崎市は、クラスターが発生した市保健所管内の保育施設に通っていた寒川町の女児ら9人の感染を発表した。この施設に勤める保育士の家族の20代女性の感染も確認され、施設関連の感染者は計30人となった。同町消防職員の40代男性や、30代会社員男性ら家族4人がそろって感染したことも確認された。
 横浜市は市内の訪問看護ステーションに勤める40代女性や市内病院の50代女性看護師ら15人、横須賀市は友人宅に集まって食事会をした5人を含む8人、相模原市は市内の薬局に勤める20代女性薬剤師、藤沢市は認可保育所に通う男児ら2人の感染を発表した。 神奈川県内で12日、新型コロナウイルスに感染した横浜市の70代男性の死亡と、29人の感染が明らかになった。このうち22人が感染経路不明。県や横浜、川崎など6市の保健当局が発表した。
 横浜市によると、死亡した男性は9月18日に感染が判明。治療を受けていたが、10月10日に死亡した。また、市立小学校に通う女児1人を含む9人の感染を発表。市は14日まで同校を休校にし、同じクラスの児童と担任教諭を検査する。
 藤沢市は、市内に住む県警本部留置管理課の20代の男性巡査ら4人の感染を発表した。巡査は9日に倦怠感や嘔吐の症状が出て、11日の検査で陽性と判明した。県警によると、同僚7人を自宅待機にし、検査する。巡査が護送を担当していた被留置人との接触状況も調べる。
 県は3人の感染を発表。このうち小田原市立小学校の60代男性教諭は9日に校舎内で転倒して救急搬送され、けがの診察のためにエックス線撮影をしたところ肺炎の所見があり、検査をして感染が分かった。
 横須賀市は一緒に食事をした友人の感染が分かり検査した10代の男子大学生ら2人の感染を発表した。
 川崎市は中原区の20代男性会社員、高津区の20代女性会社員、川崎区の60代無職男性の感染を発表した。
 相模原市は5人、茅ケ崎市は2人の感染を発表した。

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