横浜の異臭騒ぎ、屋外で化学物質を検出 原因は?

2020年10月13日 20時37分

横浜市役所

 横浜市は13日、市内で12日夕方に「ガスのような臭いがする」などの通報が相次ぎ、空気を採取して分析したところ、ガソリンなどが気化した際に出る化学物質を通常より高い濃度で検出したと発表した。神奈川県内では6月以降、同市や横須賀市、三浦市で異臭騒ぎが続いているが、臭いの原因とみられる物質を検出したのは初めて。
 市によると、12日午後4時半ごろ、横浜駅やみなとみらい地区などで「ガスのような臭いがする」「ゴムが焼けた臭いがした」といった119番が16件あった。JR横浜駅では一時、一部の改札への立ち入りを規制した。
 同じ頃、同市保土ケ谷区の市消防局で職員が異臭を感じ、屋外で空気を採取した。市環境科学研究所で分析すると、ガソリンなどが気化した際に出る「イソペンタン」が通常の10倍以上、「ブタン」は3倍程度の濃度で検出された。「ただちに健康に影響を及ぼすことはない」としている。
 市は「これらの物質が異臭につながったのではないか」とみているが、発生源は特定できていないという。異臭の原因を調査している県と情報共有し、発生源を解明したいとしている。(土屋晴康)

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