「やるなら無観客で…」東京五輪・パラで東京都医師会「協力難しい」

2020年10月13日 21時56分
 新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受け、東京都医師会の尾崎治夫会長は13日の記者会見で、来夏に延期された東京五輪・パラリンピック大会について「全世界から観客を呼んでできるかと言ったら、限りなく難しい」と述べた。その上で「もしやるとすれば無観客、(テニスの)全米オープンの様な形が現実的には妥当な線では」との見方を示した。

東京都医師会の尾崎治夫会長

 尾崎会長は米国、インド、ブラジルで感染者が計約2000万人に達し、欧州などの感染状況も悪化している状況に触れ、「観客を入れて五輪を開催できるとしたら中国、台湾、韓国、豪州など限られた一部の国になるのでは」と指摘した。
 東京大会で、観客の熱中症対策を含め医療機関の協力が求められていることについても「新型コロナで医療機関は疲弊し、経営状況も悪いところが増えている。大会に協力できるか、正直なところ難しい」と述べた。
 都医師会は会場周辺の救急医療や感染症予防などを担う予定。これまでも熱中症対策などで提言を重ねている。(松尾博史)

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