自転車競技で「メダル獲得」 東京五輪の代表内定・橋本英也選手 三島市長に抱負

2020年10月15日 07時50分

「挑戦」と記したパネルを贈る橋本選手(中)=三島市役所で

 東京五輪自転車競技の代表に内定している橋本英也選手(26)=チームブリヂストンサイクリング=が十四日、所属先の拠点となる三島市の豊岡武士市長を訪ね、「メダル獲得に向け頑張りたい」と意気込みを語った。(渡辺陽太郎)
 東京五輪は新型コロナウイルス感染症の影響で延期となっており、橋本選手は「当初はショックだった。人とコミュニケーションが不足した期間は特にこたえた」と振り返る。現在は、レースのための強化期間と前向きに捉えているという。
 出場するオムニアムは、一日で四種目を行い、各種目の順位に応じて与えられるポイントの合計で競う。短距離と長距離の両方に適応できる総合力が求められる。
 五輪競技会場の伊豆ベロドローム(伊豆市)や箱根西麓、伊豆半島全域の公道などで練習に取り組む。「伊豆の地形も練習に役立っている。最高の環境だ。練習後、三島のきれいな湧水で涼むのも楽しい」
 公営競技の競輪のプロ選手でもあるが、五輪に向けて競輪の出場を絞っているため、成績に応じて決まる級班は最も低いA級3班だ。「お金のためではない。好きだから自転車に乗っている。その延長が五輪なんです」と五輪への強い思いをのぞかせた。
 橋本選手は伊豆半島での練習で多くのサイクリストと出会い、自転車人気の高まりを実感する。ただ人気は公道を数百キロ走るロードレースに偏りがちで、「トラック競技は観客と選手の距離が近い。選手が通過する時に風を感じる。そんな魅力を伝えたい」と語った。
 「市民一丸となって応援します」と激励した豊岡市長には、競技中の自身の写真パネルを贈った。メダル獲得とトラック競技の魅力を伝えるため、パネルには「挑戦」と記した。
 自転車競技には、同じ所属先の脇本雄太選手(31)も出場が内定している。

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