空き家解体へ代執行 市川市で初 持ち主死後、倒壊の恐れ

2020年10月15日 07時30分

代執行を宣言する野田晃正課長(左)=市川市で

 市川市は十四日、同市東菅野二で長年空き家になっている住宅兼店舗で、代執行による建物の解体作業を始めた。空き家対策特別措置法などに基づき、市が取り壊した後、解体費を請求する。同法による代執行は市内で初めて。
 建物は木造二階建てで、市によると、登記上は一九六八年に建てられ、延べ床面積は約四十平方メートル。持ち主の死亡後、空き家になっていた。倒壊の恐れなど保安上危険なため相続人に改善を求めてきたが、期限までに履行されなかった。
 十四日は、市建築指導課の野田晃正課長が代執行を宣言。職員と解体業者が一階部分のシャッターを開け、建物に入って内部の状況などを調査した。十五日以降に取り壊す予定という。
 近くに住む女性は、二十年以上の空き家とし、「老朽化で二階の窓枠が歩道に落下するなど危険だった。(市の代執行が始まり)ほっとしています」と話していた。(保母哲)

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