教員不祥事、また相次ぐ 県教委が陳謝 5人を懲戒免職処分

2020年10月16日 07時39分

教員5人の懲戒免職処分を発表し、頭を下げて陳謝する県教委幹部ら=県庁で

 県教育委員会は十四日、児童生徒へのわいせつ行為や盗撮などで男性教員五人を懲戒免職処分にしたと発表した。二〇一九年度の教職員の懲戒免職が九件と多発したのを受け、本年度から新たに有識者会議を設置するなど再発防止に努めているが、教員不祥事が相次ぐ組織体質は改まっていないことが露呈した。
 発表によると、県北西部の公立中学校の男性教員(34)は九月六日、女子生徒一人を自家用車に乗せて向かった東京都内の商業施設内でわいせつ行為を働いた。県教委の聞き取り調査に対し「(生徒と禁じられている)私的メールでやりとりをするうちに好意を抱くようになった」と話した。
 県北西部の公立小学校の男性教諭(25)は九月十七日、児童が利用する校舎内の更衣室内のロッカーに自分のスマートフォンを隠し置いて、女子児童七人の着替えの様子を隠し撮りした。その後の調査で八月下旬から計五回の盗撮を働いていたことを確認。被害児童の保護者らが警察に相談しているという。
 ほかに免職となった三人は、いずれも警察に逮捕・摘発されている。
 我孫子市立中学の男性教諭(26)は、靴の中に隠したスマートフォンで女子高校生のスカート内を盗撮した疑いで、市原市立中学の男性教諭は過去に勤務していた中学校の男子卒業生の全裸写真を撮影した疑いで、それぞれ逮捕されている。
 市原市内の県立高校の男性教諭(35)は九月二十五日、同市内の居酒屋であった懇親会で飲酒後、自家用車を運転して追突事故を起こし、県警に道交法違反(酒気帯び運転)で摘発された。
 十四日、県庁で会見した吉野美砂子教育次長は「児童生徒へのわいせつ行為や盗撮、飲酒運転は教育に携わる人間として許されない」と陳謝した。(中谷秀樹)

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