「若い世代に防災情報を」 ご近所SNSと東京消防庁協定

2020年10月17日 07時10分

連携協定を締結した六人部社長(右)と東京消防庁の森住敏光防災部長=東京都千代田区で(マチマチ提供)

 東京消防庁は、地域の生活情報をやりとりする会員制交流サイト「ご近所SNS マチマチ」の運営会社「マチマチ」(東京都渋谷区)と、防災や災害の情報発信で連携する協定を締結した。二十〜四十代をターゲットに、マチマチで防災情報を発信する。
 同庁は都民の防災意識の向上や消防団員の勧誘などを目的にイベントを開いているが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため三月以降ほとんど開けなくなっている。代わりに七月から、任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」の人気ソフト「あつまれ どうぶつの森」を活用。無人島を舞台に自分の好みの街をつくれるゲームで、防災知識や応急手当ての方法などの情報を動画やメッセージで発信している。
 マチマチは二〇一五年から運営し、月二百万人が利用する。居住する区や町単位の情報を共有し、利用者同士で交流を深められる。これまでに二十九の市町と連携し、自治体は広報紙をあまり読まない住民への情報発信に利用するほか、住民のニーズをくみ取る手段として活用している。
 マチマチの六人部生馬(むとべいくま)社長は「平時、災害時ともに近所同士の助け合いが重要になる。東京消防庁と協力し、デジタル防災インフラを構築したい」と語った。 (志村彰太)

関連キーワード

PR情報

東京の最新ニュース

記事一覧