自分たちの権利、書き写して再確認しよう 世界中に広まる憲法を写すオンライン講座

2020年10月18日 06時00分

オンラインの参加者がそれぞれ憲法を書き写した=登久希子さん提供

 憲法に保障された権利を再確認しようと、条文を書き写すオンラインのワークショップが17日、開かれた。米国で2017年に始まった活動で、これまでドイツやイタリアなど約10カ国の約2500人が自国の憲法を書き写したという。日本では国立民族学博物館外来研究員ののぼり久希子さん(42)が初めて企画した。
 参加者はそれぞれパソコンやスマートフォンに向かい、1時間ほど憲法の好きな部分を手元の紙に書いた。続く意見交換では「自分の持っている権利について知らなかった」「全文を写してみたい」といった声が上がった。登さんは「書き写してみたら、今私たちが生きてる世界と違うと感じた。憲法は住居や職など一人一人に関わる。まずは知ることが大切」と意義を語った。
 トランプ米大統領が就任した17年1月、自分たちの権利を知り、保護しようと合衆国憲法を書き写すイベントを開いたアーティスト、モーガン・オハラさんも参加。「憲法に書かれていることと実際の社会が違うことは、どこの国でも起こっている。だからこそより、多くの国、地域でやってほしい。日本でもできてうれしい」と話した。
 31日、11月7日の午後1時半~同3時にも開く。参加希望は電子メール art0anthropology@gmail.com へ。(竹谷直子)

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