第3波に備え学ぶ 松戸の4高齢者施設

2020年10月18日 07時13分

感染防止対策のアドバイスをする松本教授(左から2人目)=松戸市六高台で

 松戸市は十二日、感染症学の専門家で国際医療福祉大の松本哲哉主任教授を招き、市内の高齢者施設四カ所で新型コロナウイルスの感染防止対策の実地指導を行った。冬のコロナ第三波の到来に備え、専門家のアドバイスを感染症対策に生かしていく。
 二十六人が入居する同市六高台のサービス付き高齢者向け住宅では、施設長の川井弘子さんらの案内で松本教授は建物の換気の状態や空気の流れをチェック。食堂では入居者が介助を受けながら昼食を取る様子を見守った。
 また入居者の日々の健康チェックの方法について質問し、施設側は毎日検温をし、血圧や脈拍などのデータもスタッフが共有していると説明した。
 施設を見回った松本教授は「換気もしっかりできていて、食事の時も対面にならないよう席が配置されていた。食事の介助も正面でなく横からしていた」と評価。ただ換気については「間違えると、感染者の部屋から空気を流してしまう」と注意を呼び掛けた。
 同施設から感染者は出ていないといい、松本教授のアドバイスに介護福祉士の松下淳さんは「感染予防のうえで、空気の流れが大事なことを再認識した」と話した。
 施設職員らからは感染症発生時の対応への質問も相次ぎ、松本教授は具体的なアドバイスで不安や疑問にこたえた。市ではアドバイスの内容についてホームページで発信していく。 (牧田幸夫)

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