心霊現象 ありません! 不法侵入防止へ動画公開 都筑署鑑識が廃虚ホテル調査 

2020年10月18日 07時11分

都筑署が制作した、廃虚ホテルを鑑識係員が調べる動画(ユーチューブから)

 心霊スポットを鑑識が調べると−。都筑署はインターネット上で「幽霊が出る」とのうわさが絶えない管内の廃虚ホテルを、鑑識係員が調べる動画を制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。心霊現象を否定することで、肝試し感覚の不法侵入を防ぐのが狙い。
 横浜市都筑区にあるガラスが割れ、落書きだらけの建物内を、ライトを手に進むつなぎ服姿の鑑識係員。動画は「血塗られた部屋」と呼ばれる場所の壁一面の赤い手形はペンキであることを伝え、無断で立ち入れば住居侵入罪に問われ、懲役3年以下、または罰金10万円以下となる可能性があることを強調する。
 8分半ほどの内容は、地元の動画制作会社が無償で協力した。若い世代に見てもらおうと、プロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」の選手が出演し、ホテルにまつわるうわさをクイズ形式で答えていく。
 都筑区では動画に登場する建物以外でも、廃虚となったビルに若者らが立ち入ることがあり、署は近隣住民から寄せられる騒音の苦情への対応に苦慮している。署の大和弘路調査官は「動画が警鐘となれば。ネット上のうわさに惑わされないでほしい」と呼び掛けている。

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