東大に続き筑波大も…ゴタゴタ学長選は永田恭介氏再選で決着

2020年10月20日 21時40分
 任期満了に伴う筑波大学の学長選考会議が20日、東京都内で開かれ、次期学長予定者に現職の永田恭介学長(67)=国立大学協会会長=を決定した。

永田恭介学長=筑波大公式HPより

 大学理事らでつくる教育研究評議会が、永田学長と生命環境系長の松本宏教授(65)を候補に推薦。評議会が8~9月に教職員5441人に意見聴取した結果、有効回答1648人のうち松本氏が951人、永田氏が584人だった。意見聴取は選考要件にはなっていない。
 これまでの規則では学長任期は4年間で、2年間の再任を認めていた。永田氏は来年3月で任期を終えるはずだった。しかし外部識者でつくる学長選考会議(議長・河田悌一関西大元学長)は今春、学長選考で従来実施してきた教職員への意向調査投票をせず、学長任期の上限も撤廃した。

◆任期上限撤廃に有志が反発 大学側「21日会見で説明」

 永田氏が選んだ選考会議が規則を変更したことなどから、反発した大学の教職員有志でつくる「筑波大学の学長選考を考える会」が今月14日、東京都内で記者会見し、「学長選考のプロセスの公開性と公平性に疑義がある」と訴えた。
 筑波大広報室は「指摘されている問題については21日に記者会見を開いて説明する」としている。(林容史)

関連キーワード

PR情報

社会の最新ニュース

記事一覧