韓国文学の魅力知って 来月オンラインフェス ブッカー賞作家ら登場
2020年10月21日 08時05分
韓国文学を幅広く紹介する「K−BOOKフェスティバル2020 in Japan」(一般社団法人K−BOOK振興会、韓国国際交流財団共催、韓昌祐・哲文化財団など後援)が、11月28、29の両日開かれる。昨年スタートした。3密を避けるため、2回目の今年はオンラインのみで開催される。(五味洋治)
日本では韓国人作家による小説の新刊ラッシュが続いており、新しい生き方を提案するイラストエッセーの翻訳本が四十万部の売れ行きを記録するなど、若い女性を中心に関心を集めている。
今回の目玉は、作家ハン・ガンさんによるトークショー。社会の抑圧から逃れようとする女性の物語『菜食主義者』で、世界的に権威のあるイギリスの文学賞「ブッカー賞」の翻訳部門、ブッカー国際賞を、アジアの作家として初めて受けた実力派だ。
また日韓合計で百万部以上が売れたエッセー『私は私のままで生きることにした』の著者キム・スヒョンさんも登場する。
オンライン上でも、韓国文学に関する書籍や出版社を紹介し、販売を行う。一部プログラムは有料となる予定。詳細はウェブサイト https://www.k−bookfes.com/=へ。
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