【動画あり】「セカンドレイプとなる発言」伊藤詩織さんが法廷で陳述 杉田水脈議員は棄却求める 

2020年10月21日 17時38分

閉廷後、取材に応じる伊藤詩織さん=21日、東京都千代田区の東京地裁前

 性暴力被害を訴えたジャーナリスト伊藤詩織さん(31)が、自身を誹謗中傷する投稿に「いいね」を押され名誉を侵害されたとして、自民党の杉田水脈みお衆院議員に慰謝料など計220万円を求めた訴訟の第1回口頭弁論が21日、東京地裁(武藤貴明裁判長)であった。伊藤さんは「インタビューやツイッターで杉田氏が発言した私に対する批判的な言葉も、セカンドレイプとなる発言です」と述べた。杉田氏は出廷せず、書面で請求棄却を求めた。
 伊藤さんは杉田氏の行為について「法律を変える力のある国会議員からだったことに、衝撃、恐怖さえ感じる」と指摘。「今の社会では被害を届け出た、訴え出た人への風当たりが厳しい」と語った。
 性暴力被害を巡る杉田氏の「女性はいくらでもウソをつける」との発言にも触れ、「被害を告白したいと思っている人を黙らせ、親に『助けて』と言いたい人にも言えなくさせてしまう」と訴えた。
 訴状によると、杉田氏は2018年、英国の番組やツイッターで「男性のベッドに半裸で潜り込む様な事をする女性」などと批判。第三者からの「ハニートラップ」などの投稿に「いいね」を押したとしている。(望月衣塑子)

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