榛名地域の果樹園 防犯カメラを設置 高崎市、大量盗難被害受け

2020年10月22日 07時30分

果樹園近くに設置された防犯カメラ=高崎市の榛名地域で(市提供)

 県内で相次ぐ果物の大量盗難被害を受け、高崎市は、ナシなどの被害が顕著な同市榛名地域の果樹園周辺に防犯カメラの設置を進めている。十九カ所に予定し、今月中には設置を完了する見通し。二十日の市議会市民経済常任委員会に報告した。
 ナシなどの園地への進入路を中心に設置する。具体的な設置箇所は果樹園農家の代表者や高崎署などと相談して選定した。二十四時間映像を記録し、被害が確認された場合に同署など関係機関に迅速に情報提供する。関連費は約五百万円。
 地元のJAはぐくみ西部営農センターによると、榛名地域のナシの盗難被害は八〜九月末で三千五百個ほどに上るという。この他にブドウの人気品種シャインマスカット約百房が盗まれる被害も出ている。
 市農林課によると、ナシなどの盗難被害が確認されて以降、高崎署の二十四時間パトロールや生産農家が警戒に当たっているほか、市もJAはぐくみと連携して園地周辺のパトロールを続けている。
 市は防犯カメラについて今後の被害状況を見ながら「段階的に他の産地への設置を検討していく」としている。 (石井宏昌)

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