感染者急増中のドイツで保健相が陽性 メルケル首相ら閣議で同席 

2020年10月22日 10時13分

新型コロナウィルス=NIAID提供

 【ベルリン=近藤晶】ドイツのシュパーン保健相(40)が21日、新型コロナウイルスの検査を受け、陽性だったことが明らかになった。独メディアによると、独閣僚の感染が確認されたのは初めて。シュパーン氏は同日午前の閣議に出席しており、メルケル首相ら他の出席者に感染が広がる恐れもある。
 シュパーン氏は陽性判明後、自宅隔離に入った。日中に風邪のような症状がみられたため、検査を受けたという。閣僚の感染確認に対し、独政府報道官は、閣議では各自マスクを着用し、距離を保つなどの対策を講じているとして、他の出席者全員に自己隔離の必要はないとの考えを示した。
 ドイツでは3月にメルケル氏が予防接種で受診した医師の陽性が判明したため、一時自宅から執務を行った。先月にはシュタインマイヤー大統領とマース外相が感染者との接触があったとして、自己隔離を余儀なくされた。
 欧州諸国の中でドイツは比較的感染拡大を抑えてきたが、今月に入って感染者が急増。17日に1日当たりの感染者が7830人と過去最多になった。

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