いじめ認知 川崎市内4376件 過去10年で最多 小中の暴力行為356件

2020年10月23日 07時09分
 川崎市内の市立小中学校では二〇一九年度、いじめの認知件数が四千三百七十六件で前年度より千百四十件増え、過去十年で最多となった。市教育委員会の細見勝典指導課長は「冷やかしやからかい、悪口といった言葉のいじめを、学校が積極的に認知しているためではないか。いじめの早期把握、早期解消に努めていきたい」としている。
 不登校の児童生徒は、前年度より二百二十二人増えて計二千八十九人。うち児童の増加が百七十一人と目立っており、全児童・生徒数で割った「不登校出現率」は、小学校で0・94%、中学校で4・76%だった。学校の指導を経て登校するようになった子が四百七十六人いた。
 小中学校の暴力行為の発生件数は、前年度比三十九件増の三百五十六件。内訳は小学校が百二十九件、中学校が二百二十七件で、形態別には生徒間暴力が最も多く対教師暴力、器物損壊と続いた。一人で五件以上の暴力行為を起こす児童生徒も十四人いた。細見課長は「暴力行為の多い学校や繰り返し暴力を振るう子たちを分析し、より良い指導のあり方を検討していきたい」と話した。(安藤恭子)

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