「あさくさ食たび」本格スタート 歴史発信、どじょう店 26日はすき焼き店

2020年10月24日 07時31分

オンライン講座に出演、「駒形どぜう」の歴史などを語る6代目店主の渡辺孝之さん(左)。聞き手は岩瀬友理さん=台東区で

 オンラインで浅草エリア(台東区)の飲食店主らから食文化を学べるプロジェクト「あさくさ食たび」が本格的に始まった。浅草で食のイベントなどを運営するオフィス「YUIRO(ユイロ)」(雷門二)が主催。
 「徳川家斉公(十一代将軍)の時代に埼玉から出てきた初代が、どじょう汁とご飯の店を開いた。朝早くから営業し、うまくて、早くて、安い、吉野家みたいな感じだった」
 ドジョウ料理店「駒形どぜう」六代目店主の渡辺孝之さん(81)が店の歴史を語る。先月下旬、ビデオ会議システム「Zoom」を使い、店から発信するオンライン講座が開かれた。
 受講料は四千五百円(店の食事券、手拭い付き)で、都内のほか、島根県や福井県からも含め十人ほどが参加。モニター画面を通じて、「どぜう」の表記の由来など、興味深い話題に聞き入った。
 あさくさ食たびは八月から本格スタート。これまで、ロシア料理「ストロバヤ」、洋食「ヨシカミ」の料理人らが名店の味について語った。
 次回は、二十六日午後六時半からで、講師はすき焼き店「ちんや」六代目の住吉史彦さん。参加費二千円(すき焼き食材セット付きは七千五百円)、定員三十人。十一月五日には「浅草ときわ食堂」の牧信真さんによるアジフライ、茄子味噌(なすみそ)の講座をオンラインでなく対面で実施する。
 それぞれの申し込みは、イベントを紹介するPeatix(ピーティックス)のサイト、アプリ(「あさくさ食たび」で検索)から。 (井上幸一)

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