コロナ対策進める美術館で、芸術の秋を楽しもう 上野でKING&QUEEN展
2020年10月24日 21時39分
新型コロナウイルスの感染症対策で、多くの美術館が「密」を避ける開催方法を模索している。芸術の秋をあきらめないために、どんな鑑賞の工夫が生まれているのか。東京・上野の森美術館で開催中の「KING&QUEEN展」で担当者に聞いた。
美術館広報担当の大柳幸子さんによると、会場は原則マスク着用で、チケット売り場でマスクの販売もしている。病気などが理由で着けられない人にはシールを貼るよう案内。大柳さんは「スタッフも毎日健康チェックをしています」と話す。
入り口でアルコール消毒を済ませ、1人ずつ検温してから会場へ。作品は距離を空けて展示しており、観客同士は離れて鑑賞できる。
「密」対策では、展示されている英国王室の家系図の横にQRコードを添え、その場でスマートフォンにダウンロードすれば、後でじっくり見ることができるよう工夫している。
混雑を回避するため、事前に入場時間を決めて購入する日時指定券を前日午後5時までフジテレビダイレクト、チケットぴあなど各プレイガイドで販売。時間枠ごとの入場者枠に余裕があれば、会場で当日券も購入可能。60~90分の時間枠の間に入場すればいいので「混雑が不安な方は、時間枠の後半に入場するのがお勧めです」と大柳さん。午後8時まで開館している金曜や、平日夕方以降は比較的すいているという。
「KING&QUEEN展」は来年1月11日まで。会期中は無休。入館料は土日祝日は一般2000円、高校・大学生1800円、小・中学生1200円(平日は各200円引き)。上野の森美術館はJR上野駅公園口から徒歩3分。詳細はハローダイヤル=電03(5777)8600=へ。
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