県勢2校 初戦で涙 秋季東海高校野球

2020年10月25日 07時49分
 秋季東海地区高校野球大会の1回戦が二十四日、三重県であり、加藤学園が東邦(愛知)に4−5で、常葉大菊川は海星(三重)に6−7で惜敗した。2回戦から登場する藤枝明誠は二十五日、岐阜第一(岐阜)と、準決勝進出をかけて対戦する。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一般客は入れず、学校関係者のみ入場を許可して開かれている。上位2校は来春のセンバツ出場が有力になる。(保坂千裕)

◆エース「失投」悔やむ 加藤学園・石山投手

加藤学園−東邦 2番手で登板し力投した加藤学園・石山投手=いずれも三重県の四日市市営霞ケ浦球場で

 「失投だった」。加藤学園のエース石山拓真投手(1年)は、四回の登板直後に浴びた本塁打を悔やんだ。浮いたカーブを左翼に運ばれた。この日の投球は自己採点で「20点」と辛口。得意なスライダーのキレは良く本塁打だけが不用意な球になった。その後は打たせて取る形に切り替え六、七回は三者凡退に抑えた。雨宮快成捕手(2年)は石山投手の投球を「良かった」と評価したが、配球指示は「低めに出せばよかった」と反省していた。
 米山学監督は「来年の柱は石山」と期待。今は最速130キロだが、上半身を強化し夏までに140キロを目指すという。

◆来夏へ150キロ超え目指す 常葉菊川・小山投手

海星−常葉大菊川 9回表、勝ち越され表情を曇らせる常葉大菊川・小山投手

 常葉大菊川は、投打ともにあと一歩及ばなかった。2番手で登板した小山星南投手(2年)は「納得がいかない」と悔しさをにじませた。
 六回に1死一、二塁のピンチで安西叶翔投手(1年)からたすきを託され、「抑えるしかない」と自らを奮い立たせた。後続の2打者と七、八回を三者凡退に抑えたが最終回、勝ち越しを許した。
 県大会後にフォームを横手投げに変えた。スライダーの威力が増し、小さく変化する直球も習得した。それでも来夏までには上手投げに戻し150キロ超えを目指す。「甲子園に行きたい」と、夢の舞台を見据えた。

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