箱根町長選で勝俣さん初当選 元副町長、新人との一騎打ち制す

2020年10月25日 23時05分

勝俣浩行さん

 箱根町長選は25日、投開票され、無所属新人で元副町長の勝俣浩行さん(66)が、無所属新人で飲食店経営の田村洋一さん(55)との一騎打ちを制し、初当選した。投票率は63.46%で、過去最低の35.82%だった前回を大幅に上回った。当日有権者数は9653人。副町長(助役)出身の町長は5代連続となる。
 勝俣さんは「行政経験を生かし、箱根のブランド力をさらに高める」と強調。働きながら結婚し、子育てできる町づくりや高齢者支援も訴え、女性や高齢者らに支持を広げた。
 田村さんは、防災や環境などの担当を含めた観光局の新設を主張したが、及ばなかった。
 5期目の山口昇士町長の勇退により、20年ぶりに新人同士による戦いとなった。民間出身か行政出身かが最大の選択肢となった。
 箱根町は1964年以降56年間、4代続けて助役出身者が町長に就任。昨年の火山活動や台風、今年の新型コロナウイルスで町が疲弊する中、町民は山口町政を引き継ぐ行政運営を選んだ。(西岡聖雄)

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