<新型コロナ>神奈川県内 留学生、7年ぶり減 新規入国者の来日制限が影響

2020年10月26日 07時14分
 県は、県内の大学などに本年度、在籍する留学生は一万二千八百五十人(前年度比千五人減)で、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で減った二〇一三年度以来、七年ぶりに減少したとの結果をまとめた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新規入国者の来日が制限された影響と分析している。
 五月一日時点の留学生数を集計した。「在籍者数」を計測しているため、感染拡大前に帰省して日本に戻れない留学生など、実際に通学できている留学生はさらに少ないとみられる。
 学校種別では、大学が四千五百五十六人(同十二人減)、大学院が千九百八十七人(同十一人減)、専修学校が四千二百三人(同二百五十三人減)、日本語教育機関が千九百七十四人(同七百三十八人減)など。
 県国際課によると、留学生は日本語教育機関で学んだり、専修学校で資格を取ったりした後に、大学や大学院に進学する傾向がある。このため、大学や大学院より、日本語教育機関と専修学校で大きく減った。
 国・地域別では、中国が五千九百九十人(同五十四人減)、ベトナムが二千二百三十六人(同二百四十八人減)、ネパールが千二百十三人(同百五十四人減)の順で多かった。留学生の出身国・地域数は百十三(同八カ国・地域減)だった。
 今井明課長は「新型コロナの影響がどの程度続くかにもよるが、減少が長引くことはないだろう。ただ、小規模な学校や日本語学校にとっては経営へのダメージが大きい」と話した。 (志村彰太)

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