魅力度ランキング40位の群馬県 検証チームを結成 栃木県と情報交換へ

2020年10月29日 07時57分
 民間の調査会社が14日に発表した2020年の「都道府県魅力度ランキング」で、40位と下位だった群馬県の山本一太知事が反発している。県は「実際の魅力度を反映していない」として、調査法や信頼性について検証するチームを結成。最下位の47位だった栃木県も反発しており、両県は情報交換する予定。(池田知之)

山本一太知事 (5月撮影)

 ランキングをまとめたのは「ブランド総合研究所」(東京都港区、社員約十人)。調査はインターネットで六〜七月に実施し、認知度や居住意欲など計八十四項目に関して二十〜七十代の男女三万一千七百三十四人から有効回答を得たという。都道府県別のランキングは〇九年に始まり、茨城県を含む北関東各県は下位の常連だ。
 昨年の四十五位から四十位になった山本知事は二十二日の定例記者会見で、「このランキング自体がおかしい」とした上で「観光産業など経済に影響を与える。中身や調査方法を含め、納得できる説明をする責任がある。ランキングは魅力度を反映していない」と疑問視した。県は戦略企画課や観光魅力創出課などの職員でチームを組み、ランキングの統計学的な妥当性や信頼性などを分析する。
 群馬県以上に波紋が広がっているのが、昨年の四十三位から今年は最下位に落ちた栃木県。福田富一知事は二十一日、「県民のプライドに関わる」として公務の一環として同研究所に足を運び、「納得できない。魅力を測るため客観的な指標で調査してほしい」などと申し入れた。
 同研究所の田中章雄社長は「地域や年代、性別などを考慮し、公平に調査している」と応じ、今後の調査ではサンプル人数を増やす意向などを伝えたという。
 両県は検証に使うため、ランキングの報告書をそれぞれ七万四千円で購入している。

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