沼津市が独自の給付金 国支援受ける就活世帯など

2020年10月29日 08時00分
 沼津市は二十八日、新型コロナウイルスで深刻な影響を受ける市民に応援給付金を支給すると発表した。離職や廃業で住居を失う恐れがあり、国の給付金を受けながら就職活動をする人がいる世帯には二万円、児童扶養手当を受給するひとり親家庭には一世帯あたり三万円を支給する。
 就活応援の対象は来年二月末までに、離職や廃業に見舞われ、国が原則三カ月、最長で九カ月、家賃相当額を支給する「住居確保給付金」を受給しながら就活に取り組む人のいる世帯。就活交通費や内定後の支度金に充ててもらう。現在で三十三世帯が対象。県内では初の試みだという。
 ひとり親家庭は、十月分の児童扶養手当受給者で十二月一日現在も受給資格がある世帯。対象者に直接連絡し、十二月中旬に支給する。対象は九月末現在で千五百世帯。市によると県内では富士市や富士宮市、菊川市が同様の取り組みをしている。
 頼重秀一市長は「ひとり親家庭の相談は多い。私も会員制交流サイト(SNS)を通じ、相談を受けている。最も支援が必要な人たちだ」と話した。頼重市長は九月の会見で、一律十万円の国の特別給付金の対象外となった新生児への支給について問われ「最も困難な状況にある人の支援を優先したい」と答えていた。(渡辺陽太郎)

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