「思い出よみがえる場に」 旧大宮図書館 建物活用施設 さいたま市と事業者協定

2020年10月29日 07時48分

協定を結んだOCL関係者と清水市長(中)=さいたま市役所で

 さいたま市の公共施設再編計画の一環で、来夏に民間事業者によるリノベーションで開業する旧大宮図書館(大宮区高鼻町)について、市は二十六日、民間四事業者からなる「OMIYA COMMON LIBRARY(オオミヤコモンライブラリー、OCL)」と基本協定を結んだ。
 OCLによると、建物の一階は商業・飲食店舗が入居し、自転車観光の拠点としても活用。二、三階は観光協会やコワーキングスペース、保育施設などが入居予定。建物のリノベーションを担当する「キャンプサイト」の内田勝久社長は「地域の皆さんの思いが詰まった施設なので、図書館だったときの家具も有効活用し、思い出がよみがえるデザインにしたい」と話す。
 一階の自転車施設では、コース案内やレンタサイクルなど観光事業に加え、入居飲食店の商品を配達することで高齢者の見守りなどの役割も担う。担当する「バイクロア」の松原満作代表は「観光と併せ、日常づかいのコミュニティーづくりにも尽力したい」と意欲を見せた。
 清水勇人市長は「(武蔵一宮氷川神社の)参道に面したいいロケーション。地域の皆さんとも協力して大宮の魅力を引き出し、活用してほしい」と期待した。(前田朋子)

関連キーワード

PR情報

埼玉の最新ニュース

記事一覧