生き物の「残念」な一面紹介 水戸市立博物館で特別展

2020年10月29日 07時52分

生き物の「残念」な一面を紹介する特別展=水戸市大町で

 ハチドリはつねに蜜をなめていないと餓死する−。そんな生き物の「残念」な部分を集めた特別展「ざんねんな 鳥&茨城のいきもの展」が、水戸市大町の市立博物館で開かれている。十一月二十三日まで。
 小学生に大人気の児童書「ざんねんないきもの事典」を基に、開館四十周年記念として企画した。四十五種類の生き物の意外な生態が剥製などとともに、パネルで紹介されている。
 例えば、空中で静止しながら花の蜜を吸う姿で知られるハチドリ。静止するために高速で羽を動かし、多大なエネルギーを消費する。このため蜜を一日中なめ続けなければならない。「だったら空中静止をやめれば」と思わず突っ込みたくなるというわけだ。
 このほか、クジャクは羽が長すぎて強風で転ぶ▽オウサマペンギンのひなは親よりも大きい▽ダチョウの脳は目玉より小さい−などクスリと笑える動物の一面を知ることができる。
 市森林公園に生息するサンショウウオの子は、姿はかわいらしいが共食いを繰り返し、口がどんどん大きくなることなど、県内でも見られる生き物に関するコーナーもある。
 関口慶久館長は「これまでにない新しい切り口で、生物の多様性や進化の不思議を知ってほしい」と話している。
 入館料は一般二百円、高校生以下は無料。原則月曜休館。新型コロナウイルス対策のため、土日祝日と十一月十三日の「県民の日」は、博物館のホームページから事前に入館予約が必要となる。問い合わせは、博物館=電029(226)6521=へ。(松村真一郎)

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