<華宝塚>日々「人生は旅である」 永久輝せあ(花組)

2020年10月29日 07時52分
 花組公演「はいからさんが通る」(十一月十五日まで、東京宝塚劇場)は、同名の人気少女漫画が原作。陸軍少尉、伊集院忍(柚香光(ゆずかれい))と「はいからさん」と呼ばれる活発な女学生、花村紅緒(華優希(はなゆうき))の恋物語が展開する中で、忍の学友で作家の高屋敷要を演じている。
 一七〇センチのすらりとした体形に和服、げた履きという文士役がよく似合う。登場人物がそれぞれ悩みを抱え、壁にぶつかりながらも前を向いていくストーリー。「苦難を乗り越え、自分が何を選んで進んでいくかは、今の(コロナ禍という)状況にぴったり」と、舞台を現実と重ね合わせる。
 公演休止中は、きれいな景色に出合ったり、困難なこともあったりするという意味で「人生は旅である」と日々思いながら体調管理に努め、公演再開に備えた。
 高校時代に宝塚を初観劇、「キラキラして華やかな世界にびっくりして」宝塚を志した。
 入団十年目の華のある男役。雪組から組替えになって一年になる。組による雰囲気などの違いを「言葉にするのは難しい」としながらも「ちょっとした舞台への姿勢や芝居のとらえ方」などに組のカラーがあるという。組替えで「自分と向き合うことになり、成長につながります」と目を輝かせる。
 「宝塚の男役は唯一無二。かっこよく、繊細で、エレガントな男役」を追究していきたいという。 (山岸利行)

●● 三つの質問 ●●

 (1)無人島に何かひとつだけ持っていくとしたら?
 −車です。寝泊まりでき、いろいろなところに行けそう。
 (2)「幸せだなあ」と感じるときは?
 −公演のパレード(フィナーレ)で、トップスターの柚香(光)さんを迎えるとき。プライベートでは、一日が終わって布団に入る瞬間。
 (3)1週間休みがあったら何をしますか?
 −ギリシャのサントリーニ島に行きたい。すてきな景色を見て、ゆっくりしたい。
 ※2021年1月9〜19日の花組公演「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」(東京国際フォーラム)に出演予定。
<とわき・せあ>
 (1)出身地=東京都世田谷区
 (2)出身校=白百合学園高校
 (3)入団年=2011年
 (4)愛称=ひとこ
 (5)好きな食べ物=母の手料理、鴨(かも)南そば
 (6)好きな花=ユリ、サクラ

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