見慣れた“街角”アートで“新発見” ビル大壁画や絵画…19カ所に展示 「アートプロジェクト高崎2020」

2020年10月30日 07時19分

街角に出現したオレンジ色の巨大ザメ。モーターでブルブル振動も

 高崎市中心街を現代アートで彩る「アートプロジェクト高崎2020」が、JR高崎駅西口周辺や慈光通りなどで開かれている。新型コロナウイルスの影響で発表の場が少ないこともあり、過去最多の二十四人の作家が参加。街中に作品を展示し、見慣れた街角の光景を新たな魅力で包んでいる。
 高崎アートインキュベーション推進会議が主催し、六回目。国内外で活躍する作家や若手が参加し、群馬ゆかりの人も十八人いる。壁画アートや絵画、彫刻、動画など多彩な作品を街中十九カ所に展示している。
 ネオン管の光をイメージして奥行きある表現で描いたビル大壁画(高さ十五メートル、幅約十五メートル)、駅西口ペデストリアンデッキ天井を二十メートルにわたって飾る絵画、街角に出現したオレンジ色の巨大ザメのオブジェなど個性あふれる作品がそろった。
 散策しながら作品を鑑賞していた同市連雀町の女性(42)は「普段は気にせずに通り過ぎていたような所にも目が行き、新しい発見がある。楽しいですね」とほほ笑んだ。

ビル壁面に描かれた吉野ももさんの作品。ネオン管が連なるような奥行き感ある表現に=いずれも高崎市で

 ビル大壁画を描いた吉野ももさん(32)は「高崎を楽しく彩りたい」。同推進会議事務局の関口高史さん(41)は「コロナ禍だからこそ明るく盛り上げたい」と話す。十一月二十三日まで。(石井宏昌)

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