水道水の有害物質汚染、NPOが環境省に健康調査提言 東京・多摩地区

2020年10月30日 12時34分
東京都の調査で2019年まで指針値を超える有機フッ素化合物が検出されていた国分寺市の東恋ケ窪浄水所=28日、東京・国分寺市で

東京都の調査で2019年まで指針値を超える有機フッ素化合物が検出されていた国分寺市の東恋ケ窪浄水所=28日、東京・国分寺市で

  • 東京都の調査で2019年まで指針値を超える有機フッ素化合物が検出されていた国分寺市の東恋ケ窪浄水所=28日、東京・国分寺市で
 水道水汚染が指摘された東京都府中市と国分寺市の住民の血液検査で、有害化学物質の血中濃度が全国平均の1.5~2倍超だったことを受け、検査を行ったNPO法人は29日、多摩地区の住民の大規模な血液検査と健康調査を速やかに実施するよう求める提言書を環境省に提出した。都にも近く提言する。
 この化学物質は、発がん性や発育への影響が懸念される有機フッ素化合物「PFOS(ピーフォス)」。NPO法人「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」(江東区)が8月に両市の住民計22人の血液を検査していた。
 提言書では、住民の健康調査に加え、個人の飲用井戸や災害用井戸は現在も汚染された地下水が使用されている可能性があるとして、調査の上で飲用を禁じるよう要望。汚染原因の調査と地下水の浄化も求めた。環境省の担当者は、都と対応を協議する考えを示したという。(竹谷直子)

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