スペースジェット凍結、撤退も 三菱重工、需要見込めず

2020年10月30日 21時00分 (共同通信)
 スペースジェットの試験機=3月、愛知県営名古屋空港

 スペースジェットの試験機=3月、愛知県営名古屋空港

  •  スペースジェットの試験機=3月、愛知県営名古屋空港
 三菱重工業は30日、国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)事業を凍結すると発表した。官民一体で開発してきたが、新たな中期経営計画で「いったん立ち止まる」と説明した。新型コロナウイルス感染拡大が直撃し、納入先の航空会社の需要が見込めないためで、人員や開発費を大幅に縮小する。1兆円規模を投じた約半世紀ぶりの国産機開発は頓挫。環境が改善しなければ撤退となる可能性もあり、雇用創出や技術革新を期待した政府の成長戦略にも痛手となりそうだ。
 泉沢清次社長は、開発が大幅に遅れ、凍結に追い込まれた理由を「ノウハウや経験が欠けていた」と説明した。

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