東京都、コロナ検査1日6.5万件に インフルに備え12月までに

2020年10月30日 21時55分

東京都庁

 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えて、東京都は30日、新型コロナの検査体制を12月上旬までに、1日当たり最大6万5000件程度に拡充する方針を発表した。
 都によると、現在の都内の保健所や医療機関、民間検査機関の検査能力は約2万5000件。PCR検査機器の稼働時間の延長などによって、最大で約4万6000件が可能。最近の1日あたりの検査数は多い日で6000~7000件弱となっている。
 ただ、過去のインフルエンザの検査実績などから、ピーク時には新型コロナの検査需要が約6万5000件に達する可能性があると想定。現在の最大検査能力と約1万9000件の差が生じるため、短時間で検査結果が出る抗原検査の簡易キットの活用を医療機関に促すことにした。
 また都は、患者の感染経路などを調べる都内の保健所の業務を支援するため、保健師や看護師、事務職員ら約100人を11月中旬以降に採用する方針も発表。30日から募集を開始した。
 小池百合子知事はこの日の記者会見で「都の医師会などの関係機関と連携し、検査体制を拡充する」と述べた。 (松尾博史)

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