人肌をキャンバスに 「肌墨(きぼく)」作品の写真展 29日まで、八千代で

2020年10月31日 07時37分

麻音さんが出品したモノクロ写真の作品

 人肌に墨で描いた作品を紹介する展覧会が、八千代市で開かれている。同市や東京都内などを拠点に活動する麻音(まおと)さんが「肌墨(きぼく)」と呼ぶ作品。モノクロ写真で初披露された。市内で11月29日まで開催している「ART×CAFE2020」のサイドストーリーとして、土日祝日を基本に午前10時〜午後4時に公開している。(保母哲)
 フェースペイントなどを手掛けていた麻音さんが、この表現方法を始めたのは約二年前。自らの体をぶつけ、あざができたのがきっかけだった。傷痕は黄色や紫色に変色し、「アジサイの花みたい」と思い、手元にあった筆ペンで花柄を描き「面白い」と取り組むようになった。
 「人の体は凹凸があり、肌の状態も違うから難しいけど、そこが魅力」と話す麻音さん。顔料インクを入れた筆ペンでモデルの女性らに描き、インスタグラムで発信。すると欧米からの反応が多く、「タトゥー(入れ墨)みたい」との声が多く寄せられているという。

展覧会会場の実演で、マネキン人形に描く麻音さん=八千代市で

 今回展示したのは、モノクロ写真にした計約三十点。麻音さんは「今後は作品の展示方法も考えたい」と話し、肌墨の実演をしたり、来場者を対象に一回五百円で施す「ワンポイント肌墨」も行っている。会場は閉店したカラオケ店「カラオケ津軽」。住所は八千代市八千代台東一の四〇の七。
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 開催中の「ART×CAFE2020」は、地元の有志でつくる喫茶店文化普及委員会が主催した。八千代市などで活動するアート作家と喫茶店八店舗がコラボし、店内に作品を展示している。
 見どころを紹介した無料冊子(A5判、二十三ページ)も製作。作家の紹介のほか、各店舗を巡るスタンプラリーの台紙も収められた。各店舗や八千代市内の主な公共施設などで配布している。

八千代市で開催中の「ART×CAFE2020」の無料冊子


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