ポーランドの現代舞踊、魅力を映像で 墨田の劇場シアターXで9日に上映会

2020年11月1日 06時51分

ポーランド国立民族舞踊団「シロンスク」のダンスパフォーマンス「Exodus(エクソドゥス)」=シアターX提供

 墨田区の劇場「シアターX(カイ)」(両国2)で9日午後7時から、ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」がコンテンポラリーダンス(現代舞踊)を踊る映像の上映会が開かれる。作品名は「Exodus(エクソドゥス)」。劇場による招聘(しょうへい)公演を同日に行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で来日ができなくなり、スクリーンに登場する企画になった。 (井上幸一)
 シアターXによると、エクソドゥスは、移住、移民、大移動という意味を持つ言葉。上映作品は、幸福、願望の実現、人々との親密性を求める旅としての「人生」を新作ダンスで表現する試みだ。
 一九二〇〜二二年、ロシア革命後の内戦下のシベリアに日本政府が日本赤十字社を送り、多数のポーランド人孤児を救った百年前の史実に着想を得て制作されたという。
 ポーランド文化の普及を目指すシロンスクは、五三年に国中から人材を集めて設立された。これまで五大陸で七千回以上の海外公演を実施。昨年は日本とポーランドの国交樹立百年を祝い、日本各地で三十公演を開催した。
 シアターXは、九二年の創立以来、ポーランドの作品を多数上演してきた。上田美佐子芸術監督・プロデューサーは「シロンスクのメンバーは、日本人への感謝の気持ちで踊っていると言っている。民族舞踊を踊る人たちが、新しい現代舞踊に挑戦する姿を見てほしい」と来場を呼びかけている。
 全席自由で千円。予約、問い合わせはシアターX=電03(5624)1181=へ。

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