秋季関東高校野球 専大松戸 決勝進出ならず

2020年11月1日 06時57分

力投する深沢鳳介投手=千葉市稲毛区の県野球場で

 千葉市稲毛区の県野球場で三十一日、第73回秋季関東地区高校野球大会の準決勝2試合が行われた。来春の選抜大会出場候補となっている専大松戸(千葉県3位)は高崎健康福祉大高崎(群馬県1位)に2−9で七回コールド負けし、決勝進出はならなかった。
 専大松戸は二回と五回に1死一、二塁の好機をつくったが、いずれも無得点。7点を追う六回、吉岡道泰選手(2年)の適時打などで2点を返し、粘りを見せた。投手陣は強力な相手打線に5被弾と打ち込まれた。

<熱球譜>大事な場面「打たれぬ投手に」 専大松戸2年・深沢鳳介投手

 6点を追う五回途中、1度降板しセンターの守備についていたエースが再びマウンドを託された。2死とした後に1点を失ったが、「ここで抑えないと意味がない」と切り替えた。次の打者を直球で内野ゴロに打ち取ると、ようやく安堵(あんど)した表情を見せた。
 入学以来、2学年先輩で現千葉ロッテの横山陸人投手の背中を追ってきた。「低めを意識して投げろ」と助言を受け、打者により近い距離でボールを離す投球に変えた。実力は着実に伸び、今夏の県独自大会では、2年生ながらマウンドを託された。
 関東大会も前の2試合はいずれも無四球完封。だが、準決勝は甘く入った球を打ち込まれ「自分のレベルはまだまだ」と悔しさをにじませた。
 それでも「変化球を磨きたい」と冬の練習に向けて前を向いた。持丸修一監督が「これ以上の投手はいない」と信頼を置く右腕。「大事なところで打たれない投手になって、皆を引っ張りたい」。来春の切符を待つ。(鈴木みのり)

関連キーワード

PR情報

千葉の新着

記事一覧