<新型コロナ>Zoom使いグループ学習 瑞穂の小中学校で授業

2020年11月1日 06時50分

タブレット端末を通じて意見交換する児童=瑞穂町で

 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、瑞穂町は町内七カ所の小中学校が、ウェブ会議システム「Zoom」(ズーム)を活用した授業を進めている。長期休校になった時のシステム活用への可能性を探るほか、グループ学習で意見を交わす際の感染予防効果が期待されるという。 (布施谷航)
 国の「GIGAスクール」構想を受けて、町は小中全校に各四十台ずつタブレット端末を配備。来年三月末には全児童・生徒に一台ずつ行き渡るようにする計画だ。
 端末を使った授業が四月から本格的に始まるのを前に、九月からZoomの活用を試行している。
 三十日には、瑞穂第三小六年二組でタブレット端末を用いた授業があった。「学校のためにできることをしよう」をテーマに、二十三人の児童が三、四人のグループに分かれて、配られたタブレットにそれぞれの意見を書き込んだ。
 児童は同じ画面を見ながら話し合い、「学校の芝生の雑草を取る」「低学年に遊びを教える」などと、グループの意見をまとめた。矢作愛菜さん(11)は「みんなの意見を一気に見られるので、話し合いやすかった」と振り返った。
 授業を見学した町教委の担当者は「顔を合わせた話し合いだけだと雑談をしがちだが、端末を通して意見を交わすとポイントがしぼられるようだった」と、感染防止策での一定の手応えを感じていた。
 町教委の小熊克也教育指導課長は「コロナ禍でグループ学習は制限されがちだが、今後課題を探りながら有効活用したい」と見通していた。

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